トップ幹部育成セミナー21: 成功への妄想

テーマ

  • 成功への妄想
  • ストレスを力に変える教室 序論

今回の講義のテーマは「成功への妄想」です。

統計学を本格的に学ぶにはとても沢山の時間が必要になりますので、今回は統計学の序論に絞り講義して頂きました。

中期的計画を作成する際、その利益を誇張しコストを低めに見積もる事でおのずと自分を失敗の道へとはまり込もうとしています。将来の予測に対して、いかにしてより現実的な見方を注入出来るか勉強しました。

バラ色のメガネ
多くの人が、人生のほとんどの時間帯において、非常にまた過剰に楽観的である。個人にとって、この過剰楽観主義に対する最大の影響力をもつポイントは2つ

  • 自分の持つ才能を過大評価していること。
  • 持って生まれた前向きの天賦の特性は、平均以上であると信じていること。

この自分の才能を過大評価する傾向は、会社幹部に昇格していくにつれて
抱えた問題の要因を間違って決めつける度に増幅されていきます。
典型的な傾向は

  • 良い結果が出た場合は、「自分の成果」とし
  • 悪い結果が出た場合は、「外部要因の責任」とする事です。

    例)株主に対する年次報告
    ある調査によれば、会社にとって良い業績が出た場合、
    企業戦略など自分たちのコントロール下にあった要因に起因して
    業績が良くなったと考える傾向がある。

一方で、業績が悪い場合は天候不順やインフレといった会社ではコントロール出来ない要因が起因であるとする場合が多い。

会社からのプレッシャー
企業において、新しいプロジェクトに対する資金と時間は限られたものでしか
ありません。この資金と時間は、社内においても獲得競争は厳しい。
どの事業本部長、ビジネスユニットマネージャも新しいプロジェクト提案が社内で最も魅力的な投資であることを見せるために、将来すばらしい結果を生むであろうことを積極的に「色」を付けて力説する。

これには欠陥があります。
新しい投資に選ばれたプロジェクトは、最高の過剰楽観主義であるかもしれないという公算の確立を高めます。
事業本部の最高幹部は、傘下のユニット幹部に目標達成が絶対条件であるという極度の緊張を与えます。
これは、部下のモチベーションを上げるという効果はあるが、一方で実現不可能と思われるバラ色の予測を実態を捻じ曲げて作らせてしまう。
そして計画実現が、自分の業績評価の査定基準となることを意識すると、極めてリスキーな手段を選択する方向に走ってしまう。

そうならない為には!!
社外環境・状況を綿密に分析・検討する事でより正確な目標を作り出せる可能性が高く、非現実的な目標を生み出す可能性を低く抑える事が出来る。
外部環境を調べる最も大きな長所は、会社がかつて考えたこともなかった発想を知り、現実的な計画書を作る事が出来る点にある。
多くの競争相手が存在する市場の中で、どこに新規投資すべきかと言う事を決断する際に外部環境を分析・検討したうえでの提案書であることを、きちんと確認するべきである。

ストレスを力に変える教室 序論

ストレスを避けるのではなく、受け入れてうまく付き合っていく
ストレスは健康に悪いのか?米国で下記の様な調査がありました。

1998年 3万人を対象とした調査

  • この1年間でどれくらいのストレスを感じましたか
  • ストレスを健康に悪いと考えますか

2006年 追跡調査
強度のストレスがある場合、死亡リスクが43%も高くなった。
ただし、この場合でも、「ストレスは健康に悪い」と考えた人だけだった。

ストレスは「健康に悪い」という思い込みが死亡リスクの上昇に繋がりました。
どうすればよいのか? → ストレスの良い面を見つける!
ストレスを受け入れると、自分自身のことを以前とは違う目で見られるようになり、これまでは無理だと思い込んでいたことも出来るかもしれないと思うようになる。
それは、頭の中だけで起こる変化ではない。ストレスを感じた時に起こる体や心に現れる反応も変わってくる。