トップ幹部育成セミナー10: アフリカの大国ナイジェリアなど

テーマ

  • ナイジェリアの歴史・政治史・問題
  • 自分を変える教室-7

ナイジェリアの歴史・政治史・問題

今回のセミナーではテーマに「ナイジェリア」を選んで頂きました。
広大な大陸であるアフリカでは、長い歴史の中で独自の文化が幾つも存在しその中で紛争や人種差別との戦い、また様々な病気との闘いが有りました。
日本とは全く異なる気候や沢山の部族や言語も私たちには考えられない文化でした。
中でも17~19世紀にヨーロッパの奴隷商人による奴隷貿易は信じられないものでした。
この奴隷貿易が原因でナイジェリアでは今でも部族間の紛争が絶えず国が一つに纏まれずにいます。
この様に遠く離れたアフリカ、ナイジェリアという国の歴史や現状を知った中で感じた事は、「日本の常識は世界では通じない」と言う事でした。
世界に目を向け広くビジネスを展開して行く時には、その土地の文化・歴史を深く理解する事が大事な事なのだと感じました。世界に目を向けと言いますと大きな話になってしまいますが、私たちが日々の仕事の中でも良くある、初めて会う人と接する時などにも共通して言える事だと思いました。
アフリカでは、国ごとの国情が大きく異なっており、現地に足を踏み入れたことがある人の評価とデータのみで判断している人の評価は極端に異なっているそうです。
人から聞いた話だけで、先入観を持ってしまう事がいかに危険な事か考えさせられました。

自分を変える教室-7

今回の自分を変える教室は「手軽な快楽を求める経済学」です。
人間の脳は極めて優秀で、他の生物と比較にならないほど優れています。
その人間は優れた脳を持って、さぞかし戦略的な決断をすると思いきやこの脳は自己コントロールよりも、理性のかけらも無い様な行動を自分に許してしまいます。
優秀な脳を持っているがゆえに、自分の欲求を満たそうとして、何度も何度も誘惑に負けてしまいます。
この誘惑を断ち切るには、どうしたらよいか?
「誘惑から距離を設け10分待つ」事です。
10分待ち脳を落ち着かせてやれば、賢明な判断をする事が出来るそうです。
また、誘惑からの逃げ道を無くす為に、

  • 決めたことを実行する為の手を打っておく
  • 望んだことと逆の事をやりにくい状態にする
  • 自分にモチベーションを与える

事などもとても良い方法だと言う事でした。